Ts coffee daoって何?
Ts coffee daoは、まだあまり知られていない、タイの高品質なコーヒーを日本に紹介していくプロジェクトです。
大きく分けて、2つの目的があり、フェアトレードによる現地生産者の雇用の安定、そしてもう一つはコーヒーを買っていただくことで、深刻になっている焼畑農業による環境汚染問題を考えていこうというものです。
選ばれる3つの理由
森林火災により広がるタイの環境汚染
地球規模で問題になっている「エルニーニョ現象」。
そこに化学肥料が中心となっている農業や、現地の方々の啓蒙不足から、タイの環境は年々深刻な状況になっています。
昔から残っている焼畑農業の習慣からくる、環境汚染も深刻です。
加えて、タイの村人はあまりにも多くのゴミを燃やし、分別もしないため、粉塵やpm2.5の影響で健康状況を悪化させている人も少なくありません。
このようなチェンマイの農業と、環境破壊について、本気で取り組みたいと、私たちのプロジェクトは立ち上がりました。
タイ・チェンマイを拠点に美味しいコーヒーを育てる農場
チェンマイはミャンマーにほど近い北タイランドにあります。
そして、Ts coffee daoの契約するオーガニック農場は、さらにそこから1300メートル高地で 山岳民族のカレン族の方々が世話をしています。
タイの山道、ジャングルを登っていった高地に、豆の生産地と、コーヒー工場があり、ドリンクも可能なカフェもあります。
私たちとこのコーヒー農場との出会いは、2023年で、現地に訪問・視察し、タイの深刻な環境破壊を防ぐには、まず現地の方の仕事に対してフェアトレードをして、現地の方の生活の基盤をしっかり作っていただくことで、環境の保護につながることを実感しました。
日本でまだ知られていないタイのコーヒー
日本ではブラジルなどのコーヒーが主に流通していますが、タイには驚くほど高品質のオーガニックコーヒーを作れる技術があります。
そしてタイには美しい自然の山や緑があり、それを日本の皆さんにも知ってもらい、美味しいコーヒーを買っていただくことで、現地の方々の生活を応援することができます。
焼畑農業をなくし、長年続いている環境問題を考えていくために、Ts coffee daoのプロジェクトが立ち上がりました。
Ts coffee daoってどういう意味?
Ts coffeeは、タイのコーヒーという意味で名前を付け、DAOとついているのは、このネットショップの代表が、WEB3.0にも精通しながら、仲間と一緒にプロジェクトを盛り上げてもらおうと名前を付けました。
DAOなので、アーティストの皆さんに協力してもらったり、メタバース空間で仲間とオフ会を楽しんだり、将来的にプロジェクトをもっといろいろな方から協力を得て、利益も分散できるように伸ばしていきたいと考えているからです。
タイのオーガニックコーヒーの特徴
コーヒー栽培に適したグリーンベルト
コーヒーの栽培に適した緯度は、赤道を挟んで北緯25度から南緯25度までの「コーヒーベルト」と呼ばれる一帯です。
この地域では降雨量、日照量、平均気温、土質などの条件が共通しています。
コーヒーの木が育ちやすい気候は、一年を通して平均気温が20度前後で、暑すぎたり寒すぎたりしない国や地域です。
また、1日の中での昼夜の寒暖差がしっかり分かれていることも重要で、良質なコーヒーチェリーを育てる条件となります。
これがタイで言えばChiengmai(チェンマイ)、チェンライなのど山岳エリアにあたります。
タイ産のアラビカ種のコーヒー豆を使用
タイのコーヒー特徴は その風味の深さと香りの豊かさから、グローバルな魅力を持つ飲み物です。我々の扱うエリアのコーヒー豆は100%アラビカ種になります。
グリーンプロジェクトについて
山岳民族がケシの花栽培で健康被害に
ラーマ9世(プミポン前国王)が始めたケシ栽培撲滅ロイヤルプロジェクトで、国をあげてのプロジェクトがあります。
1969年、ケシの花の栽培が盛んだったタイ北部の山岳地帯(ゴールデントライアングル)では、山岳民族が生計を立てるために栽培していたケシが麻薬の原料となり、地元住民の健康被害が深刻となりました。
ケシの代わりとなるコーヒーや果物の栽培を
ラーマ9世はこの地域で行われていた焼畑農業による環境破壊と、麻薬を撲滅し山岳地方に住む人々を救済するため、ケシの代わりになるコーヒーや、果物の栽培を促しました。
このような歴史のなかでタイコーヒーを飲んで頂く方に個々のグリーンプロジェクトの参加を感じていただけます。
《インタビュー》今後のChiengmai農業と環境破壊について
私たちの周りに制御するのが非常に難しいもに森林火災があります。
当局がキャンペーンをうっているにもかかわらず、村人はあまりにも多くのゴミを燃やしたり分別しません。
更にpm2.5で粉塵や粒子も人々の健康状況を更に悪化させています。
エルニーニョ現象では更に悪シナリオが予想されます。
しかし我々のChiengmai山岳部には 広大な土地や水を生かし、実際に屋根迄パイプを通したスプレーシステムがあり 、水のカーテンが粉塵や煙を遮断できます。
それが我々が空気を綺麗にする方法です。
我々はエルニーニョ現象に最善をつくし、我々の田畑、植物に化学物質を決して使わない見本にならなくてはならない。
自然と共存しより多くの微生物に依存して良い結果を得ています。
これらは特に生産者の健康がよくなり 化学肥料が主流となっている農業への教育となります。
我々は自分自身の努力と理解、学びを実践するようにあらゆる手段を持つ必要性があります。
ドイトーン財団社会財団委員長
パラダアヌラック ニテイパッタラポン氏
《インタビュー》現地生産者の思い
Ts coffee daoの、タイ・現地のビジネスパートナー、Mr.Ja氏から、現地生産者の思いについて語っていただきました。「我々のコーヒーは、山岳民族カレン族の皆さんによって、栽培収穫されています。
ここにあるファクトリーからさらに山奥に深く進んだ場所、まるでジャングルの深い森の中に、農地があります。
農薬を使わない自然栽培のコーヒーの木なので、収穫量も多くなく、作業は大変ですが、現地の皆さんが心を込めて生産しています。
とれたてのコーヒーの実は、鮮やかなピンクで、つやつやしています。
昔はカレン族の住民が、お手製のすりこぎで手で突きながら、旧式の皮むきをしていました。
★今は、つみたてのコーヒー豆をファクトリーにおろしてきて、実の果実部分を機械で剥き、さらに果実の種部分を点日で干して、自然栽培のコーヒー豆ができます。
これを日本に出荷し、日本のマイスターの焙煎で、香り高いコーヒー豆に加工して、皆さんのもとに届けられます。
新鮮なコーヒー豆は本当に美味しく、健康に良い飲み物です。本物の美味しいコーヒーを日本の皆さんに飲んでいただきたい」
タイのビジネスパートナー
Mr ja 氏 mr ,somsak ornsri
(ミスタージャーさん)
珈琲マイスターの紹介
Ts coffee daoが直輸入しているコーヒー豆、は飲みやすく マイルドで、コーヒーが飲めないと言う方でも(飲まず嫌いな人でも)グイグイいけます。
オーガニック栽培なので、美容にもよく女性やアンチエイジングを気になさる方々に喜ばれています。
また焙煎は日本人のお口に会うように 生豆を直輸入したあと、軽井沢の焙煎所にてマイスターの小野さんと言うロースターにお願いしております 。
小野善造 プロフィール
軽井沢珈琲倶楽部(株式会社カワンルマー代表取締役)。
1955年、徳島生まれ。1976年に大阪市北区で「コーヒー専門店カワンルマー」を開業。翌年より自家焙煎をはじめる。
88年には兵庫県芦屋市で挽き売り専門店を開業。
93年には奈良県奈良市に、98年には長野県軽井沢町に店舗を移転。
2006年からプロや開業希望者の焙煎指導を本格的にはじめる。
また自らの理想を具体化した完全熱風焙煎機の製造とコーヒー豆栽培地でのミネラル栽培の指導も開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 『珈琲焙煎の書』より
khontae地区のコーヒー農場
チェンマイは、北タイランドにあり、ミャンマーにほどちかいタイの中でも奥地になります。
khontae地区のコーヒー農場は、さらに1300メートル高地で、山岳民族のカレン族の方々が世話をしています。
Ts COFFEEの豆の生産地は Chiengmai khuntae 地区。こちらの農場を訪ねた旅の様子を紹介します。
自然に囲まれたファクトリー入口です。
現地・生産者の皆さん
ファクトリーのボス管理人さん Mr.ニテイパッタラポン氏 にインタビューしました。 現地生産者の大切さと 森林保護に着いてかたっていただきました 。
ファクトリーからさらに標高1300メートルの高地に向かいます。まさにジャングル。
この山奥でオーガニックコーヒー栽培は行われています。
木々に連なるコーヒーチェリー(コーヒーの果実)
標高1300mの山奥でコーヒーの実を摘むカレン族の女性
撮れたばかりのコーヒーの実です。
収穫後、ファクトリーに降ろされ 収穫したコーヒーの実の果実部分を機械で剥きます。
果実の種の珈琲豆部分を天日で乾かしています。
新鮮な焙煎されたコーヒー豆で エスプレッソを頂きます
チェンマイは、北タイランドにあり、ミャンマーにほど近い場所です。
khontae地区のコーヒー農場は さらに1300メートル高地で、山岳民族のカレン族の方々が世話をしています。
Ts COFFEEの豆の生産地は Chiengmai khuntae 地区となります。